露店のキュウリを何気なく買ってほおばった女子大生､激しい下痢に　安倍川花火大会 [転載禁止]©2ch.net [141789408]

花火大会食中毒：主催の静岡市などに賠償訴訟　棄却求める

昨夏の安倍川花火大会（静岡市）で、露店が販売した冷やし浅漬けキュウリを食べ食中毒を発症した観客ら２７人が、
市と大会本部、露天商でつくる県中部街商協同組合などを相手取り計２７８０万円の損害賠償を求めた訴訟の第１回口頭弁論が２０日、
静岡地裁（細矢郁裁判長）であった。市などは請求棄却を求めた。

訴状によると、キュウリを食べた花火の観客らが腸管出血性大腸菌Ｏ１５７による食中毒を発症。
露天商の男性がキュウリを販売する際、十分な消毒処置を行わず、市なども適切な指導を行わなかったため損害を受けた、としている。

市は「大会の実質的な主催者ではなく責任はない」。大会本部も「露店に対して直接の管理責任はない」などと主張。
組合は「食中毒は予見できなかった」などとしている。

この集団食中毒で発症した患者は、２次感染を含め約５３０人に上った。
原告側の大橋昭夫弁護士によると、今回提訴した２７人以外にも訴訟への参加を求める動きがあり、年内にも数人が追加提訴するという。
「保健行政のあり方を問う裁判にしていきたい」と話している。【松岡大地】

「これまで一度の謝罪もない。被害者のつらさを受け止めてほしい」。原告の女性（２２）＝静岡市＝は訴える。
当時大学生だった女性は友人２人と花火大会に出かけ、何気なく冷やしキュウリを購入し、１本食べた。
１週間たったころから激しい腹痛や吐き気などに襲われ、かかりつけの医者では胃腸炎と診断されたが、症状は重くなっていくだけだった。
その後自宅に１人でいる時、意識がもうろうとなったため自ら救急車を呼び、そのまま約２週間の入院生活を強いられた。
そこで初めて、腸管出血性大腸菌Ｏ１５７が原因の食中毒と診断された。

一時期は意識を失いかけるほど症状が重い時期もあったが、市などからは謝罪や報告はなく、
大会本部から５０００円、市からは１万円の見舞金が支払われただけだ。
市など被告はいずれも請求棄却を求めたが、女性の父（５７）は「責任のなすりつけ合いに見える」と憤る。
女性の母（５０）は「偶然誰も死ななかったが、重大な事案。市などは被害者と真摯（しんし）に向き合ってほしい」と訴えた。

毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000m040145000c.html

露店のキュウリを何気なく買ってほおばった女子大生､激しい下痢に 安倍川花火大会 [転載禁止]©2ch.net [141789408]

露店のキュウリを何気なく買ってほおばった女子大生､激しい下痢に　安倍川花火大会 [転載禁止]©2ch.net [141789408]